1. はじめに
韓国は、美しい自然や歴史的な名所、そして活気に満ちた都市文化が色濃く、魅力いっぱいです。
しかし、初めて韓国にいくという方には不安なことも多いですよね。旅行を最大限に楽しむためには、なんといっても事前の準備が欠かせません。
この記事では、初めて韓国旅行を計画している方に、安心して旅行ができるように、持ち物リストをご紹介いたします!
「これさえあれば安心!」「言葉が通じなくても大丈夫!」な内容になっているので、この記事を参考にして、楽しい思い出を作るための準備をして行きましょう〜!
記事の最後には、わたしが韓国旅行にいく時に必ず作成している持ち物チェックリストも公開しているので、ぜひ最後までご覧ください!
2. 基本的な持ち物リスト
初めての韓国旅行にこれだけは必須!という基本的な持ち物をご紹介します。
韓国旅行に限らず、海外旅行・国内旅行においても共通するような内容です。
パスポートとビザ(必要な場合)
まず最初に、海外旅行に欠かせないのがパスポートとビザです。
パスポートの有効期限が旅行期間中に切れないか確認し、ビザが必要な場合は事前に申請しておきましょう!
なお、90日以内の滞在にはビザは必要ありません。さらに、2024年5月現在、通常は申請が必要な電子渡航許可(K-ETA)が2024年12月31日までは申請・取得は一時的に免除されており、不要です。
また、念の為、パスポートのコピーも持っておくと安心です。
航空券と予約確認書
航空券と予約確認書、これがなきゃ飛行機に乗れませんね。航空券は、ネットで予約購入するのがおすすめです。
わたしは、【Trip.com】公式サイトで必ず予約しています。
こちらのサイトについては、また別の記事でおすすめポイントをご紹介できればと思いますが、とにかく航空会社にこだわりがないという方向けに、全航空会社の飛行機が一括で見れるので、一番安い飛行機を比較して取れるという点でおすすめしています。
また、予約確認書は予約したサイトの予約履歴でも確認できることがほとんどですが、ネットが使えない場所や電波が悪いところでは開くことができなくなり、確認できなくなる可能性が高いので、紙のコピーを持参するか、もしくは予約確認書をスクショして、スマートフォンに保存しておくと便利です。こうしておくと、チェックインや入国審査時に慌てずスムーズに手続きができます。
現金とクレジットカード
韓国ではクレジットカードが一般的で、広く利用できますが、現金も必ず持って行きましょう。
特に小さな店や市場では現金が必要になることがあります。韓国ウォンへの両替は、日本国内や韓国の空港、街中の両替所で行えます。クレジットカードは、VISAやMasterCardが一般的に使えますが、事前に利用可能か確認しておくと安心です。
ちなみに、韓国で両替する際、わたしはいつも明洞の大使館前両替か、その周辺にもいくつかレートが高いと評判の両替所で換金することが多いです!
日常生活での必需品
衣類(季節に応じた服装)
韓国の気候は日本と似ていますが、夏は日本よりカラッとしていて、比較的過ごしやすいイメージがあります。
宿泊数に合わせて着替えを持っていくのがおすすめです。
冬はインナーも大事ですが、何より防寒具が重要です!
外は寒いけど店内や屋内などは暖房が効いていて、暑くなりやすいので、調整がきく服装がおすすめです。中に着込んでしまうと、脱ぎ着がしにくく体温調節が難しくなるので、コートや手袋、カイロなどの防寒グッズを充実させるのが良さそうです。
洗面用具(歯ブラシ、歯磨き粉、シャンプーなど)
韓国のホテルやゲストハウスでは、基本的な洗面用具が用意されていることが多いですが、自分の使い慣れたものを持参すると安心です。
ただ、中にはそういった洗面用具がついていないホテルもよく見かけます。また、シャンプーやリンスが肌に合わないこともあるので、自分に合ったものを持参するのがおすすめです。
ちなみに、わたしが過去、ホテルにシャンプーやリンスがないホテルを予約した際、1回分の使い切りシャンプー・リンスを現地で調達すればいいや〜と、何も持たずに行ったところ、どこのドラックストア(オリープヤングや街中の薬局)に行っても旅行用の使い切りシャンプー・リンスは売っておらず、結局家で使うような大きなボトルのシャンプー・リンスを買う羽目になりました・・・。
なので、事前にホテルに備え付けがあるかを確認し、自身で持っていく場合は、日本で準備していくことをおすすめします!!
メイク道具とスキンケア用品
韓国は美容大国として知られていまよね。現地でいろんなスキンケア商品を買うのも楽しいです。
ただ、韓国は日本より黄砂やPM2.5の影響が強いので、肌も、いつもと違った影響を受けるかもしれません。なので、肌が敏感な方は、自分に合ったメイク道具とスキンケア用品を持参しておくのがおすすめです。特に問題なさそうであれば、現地で調達したスキンケア商品やメイク道具を楽しむといいかもしれません。
折りたたみ傘やレインコート、水捌けのいいスリッパ
韓国の天気は変わりやすいため、折りたたみ傘やレインコートを持って行くと便利です。
突然の雨に備えて、カバンに常備しておくのが良いでしょう。晴れていても、突然雨が降ってくることもよくあります。
また、韓国の道路は日本ほど綺麗に舗装されておらず、排水状況もあまり良くないため、大雨になると、道が雨水で溢れていることが多々あります。
なので、雨の日はパンプスやスニーカーを避けて、スリッパで歩いている韓国人の方をよく見かけます。わたしも、過去に豪雨に見舞われた際、スリッパを購入して履き替えました。クロックスのようなスリッパがおすすめです。
3. 韓国ならでは!の持ち物
T-moneyカード(公共交通機関用)
T-moneyカードは、韓国の公共交通機関で広く利用されているプリペイドカードです。
地下鉄、バス、タクシーで利用できるだけでなく、一部のコンビニや自動販売機でも使用可能です。
ソウルや釜山などの大都市では、T-moneyカードを使うことで乗り換えがスムーズになり、交通費の管理も簡単になります。空港や市内のコンビニで簡単に購入でき、チャージもその場で行えます。
電源プラグ・変換プラグ(C・SEタイプ)
旅行中の情報収集や連絡手段として、携帯電話(スマートフォン)は必須です。それと同時に、忘れずに充電器も持参しましょう。
また、韓国のコンセントは220VでCタイプ、もしくはSEタイプのプラグを使用しています。
CタイプとSEタイプの違いは、形は同じですがコンセント部分の太さと長さが違います。Cタイプは少し細くて長く、SEタイプはCタイプに比べて太く短いです。どちらかしか使えないところもあるので、2つとも持っていくのが安心です。
100均で売っていますが、売り切れていることもあるので、その場合はドンキや電気屋さんで購入できますよ。200円〜程度で買えます。
韓国の電圧は、日本の100V のAタイプとは異なるため、変換プラグや変圧器が必要な場合があります。
スマートフォンの充電くらいであれば、変圧器は必要ありませんが、ヘアアイロンなど日本製のものだと韓国では使えない場合があるので、コンセントにさす電化製品をお持ちの場合は、220Vに対応しているか、事前にチェックしておきましょう。
韓国語の基本フレーズが書かれたガイドブックやアプリ
韓国は英語が通じる場所もありますが、特に地方では韓国語しか通じないこともあります。
韓国語の基本フレーズが書かれたガイドブックやスマートフォンアプリを持って行くことで、現地でのコミュニケーションがスムーズに行えます。
ソウル市内など観光地では日本語が話せる方が多くいらっしゃるので、困ることはほとんどありません。しかし、お店での注文や道案内を頼む際に役立つフレーズがパッと出てくると安心ですので、オフラインでも使用できるアプリをダウンロードしておくと便利です。
モバイルWi-FiルーターまたはSIMカード
韓国旅行中にインターネット接続は必須!地図アプリや翻訳アプリ、SNSが大活躍します。そのためには、モバイルWi-Fiルーターや現地で使えるSIMカードの準備が必要です。
Wi-Fiルーターは日本で事前にレンタルするか、韓国の空港でレンタルするのが一般的です。ただ、韓国についてすぐにネットに接続したい場合は、日本でレンタルして持っていくのが無難です。Wi-Fiルーターは常に持ち歩く必要があるので、少し嵩張るのが難点ですが、誰でも使えるのがいいところです。
SIMカードは、使えないスマートフォンがあったり、キャリアによっても設定が難しいなど初心者には少しハードルが高い場合もあります。
最近だと、SIMカードを抜き差ししないですむeSIMも人気です。ご自身が使いやすいものを準備するのがおすすめです。
モバイルバッテリー
韓国旅行中はスマートフォンやカメラの使用頻度が高くなりがちです。
特に観光地で写真を撮ったり、地図アプリを使うことでバッテリーが早く消耗します。モバイルバッテリーを持参することで、バッテリー切れの心配をせずに旅行を楽しむことができます。容量の大きいものを選び、一日に何度も充電できるようにしておくと安心です。
ちなみに、韓国ではカフェなどでコンセントが自由に使えるところが多く、モバイルバッテリー自体をカフェで充電するという手もありますよ。
4. 健康と安全のためのアイテム
常備薬と医薬品(風邪薬、痛み止めなど)
旅行中に体調を崩してしまうことほど、残念なことはありません。普段から使用している常備薬や、突然の体調不良に備えて風邪薬、痛み止め、胃腸薬などを持参しましょう。
韓国の薬局でも医薬品は購入できますが、言葉の壁や成分の違いから、自分に合うものかどうか判断できないこともあります。自分に合った薬を持って行く方が安心ですね。
特にアレルギーがある方は、予防薬やアレルギー反応を抑える薬も必ず携帯しましょう。
使い捨てマスクと消毒ジェル・スプレー
感染症対策として、使い捨てマスクと消毒ジェルは必需品です。特に、公共交通機関や観光地など人混みが多い場所では、マスクをしましょう。
韓国は黄砂やPM2.5なども日本に比べて多いので、そういった空気の汚れから体を守るという意味でも、マスクをつけることをおすすめします。
また、飲食店などで食事をする前に手を消毒したり、衛生面が気になる方は、机や食器を拭くためにも消毒スプレーを持っていると安心です。
緊急連絡先リスト
緊急事態に備えて、緊急連絡先リストを用意しておくことも重要です。ホテルのフロントや現地の友人、家族の連絡先をリストアップし、紙に書いたものとスマートフォンに保存したものを持っておきましょう。
また、在韓日本大使館の連絡先も控えておくと、パスポート紛失やその他の緊急事態に迅速に対応できます。さらに、旅行保険に加入している場合は、保険会社の緊急連絡先も忘れずに記載しましょう。
初めての旅行先では、何か起こった時に冷静に対処できないかもしれません。そんな時のためにも、念には念を。
5. エンターテインメントと情報収集アイテム
旅行ガイドブック
観光地の情報や現地での過ごし方のヒントになるのがガイドブック。
ネットでの情報収集ももちろんタイムリーで良いのですが、信頼性の高いガイドブックを持っていれば、観光名所の詳細やおすすめのレストラン、ショッピングスポットなど、確かな情報が簡単に調べられます。
できるだけ最新の情報が掲載されているガイドブックを選び、地図や交通手段の情報も確認しておくと良いでしょう。
また、ガイドブックには基本的な韓国語フレーズや文化的なマナーについての情報も掲載されているので、わざわざリストを作成する手間が省けて便利ですし、いざという時にとても役立ちます。
カメラとそのアクセサリー
カメラを持っている方は、カメラとそのアクセサリーをもっていくとよいでしょう。
最近のスマートフォンのカメラでも十分に綺麗な写真を撮ることはできるので、スマホで十分という方はそれでも問題なし!より高品質な写真を撮りたい場合は、デジタルカメラやミラーレス一眼カメラを持参すると良いでしょう。
カメラのバッテリーや充電器、予備のメモリーカードも忘れずに準備してください。また、撮影の幅を広げるために、広角レンズや望遠レンズなどのアクセサリーがあっても良いかもしれませんが、荷物になったり、壊れる危険性も高まるので、気になる方は最低限のアクセサリーで十分です。
韓国の美しい風景や歴史的な建物、活気あふれる市場など、撮影スポットはたくさんありますので、しっかりと撮影機材を準備して、素敵な写真をたくさん撮りましょう!
7. まとめ
さて、今回は初めて韓国旅行を計画している方向けに、「これさえあれば安心!」「言葉が通じなくても大丈夫!」と胸を張って言える持ち物リストをご紹介しました。
ここでは、旅行全体として必要なもののご紹介にすぎません。実際には、旅行の時期や行く場所、旅行の目的(ショッピング、美容、グルメなど)によっても、「万全な準備の仕方」は異なってくると思います。
なので、そちらはまた別の記事でもご紹介していければと思います!
最後に、わたしがいつも簡単に作成している、持ち物リストを貼っておきますので、よかったら使ってみてください!
※この時は3泊4日分の準備物となっています。