【TOPIKⅠ 2級を目指す人必見!】効率よく合格する勉強法とおすすめ教材

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「TOPIKⅠの2級に受かりたいけど、どんな勉強をすればいいの?」
韓国語初心者でも、ポイントを押さえて効率よく勉強すれば短期間の合格は十分可能です。
わたしも、基本は参考書を使いつつ、スキマ時間にDuolingoアプリを活用して、初受験で2級レベルを突破できました。
この記事では、TOPIKⅠ 2級のレベル感・合格ラインから、初心者向けおすすめ教材や効率的な勉強法まで、わかりやすく紹介します。

TOPIKⅠ 2級とは?レベル感と合格ライン

TOPIKⅠ 2級のレベル感

TOPIKⅠは韓国語能力試験の中で最も基礎的な級で、1級と2級の2段階に分かれています。
2級は、ハングルの読み書きができ、日常生活での簡単な会話や短い文章を理解できるレベル。韓国旅行や短期留学、韓国ドラマやK-POPの歌詞を大まかに理解するのにも役立ちます。

具体的には以下のようなことができるイメージです。

  • 約1,500〜2,000語の語彙力
  • あいさつや自己紹介、簡単な買い物や道案内ができる
  • 韓国語で書かれた短文を読んで大意をつかめる
  • 簡単な日記やメモを韓国語で書ける

合格ライン(スコア目安)

TOPIKⅠはリスニングとリーディングの2科目、各100点の合計200点満点で評価されます。
2級合格には140点以上が必要で、リスニング・リーディングともにそれぞれ70点前後を目指すのが目安です。
どちらか片方が極端に低いと合格は難しいため、バランスよく学習を進めることが大切です。ただし、合計で140て点が取れれば合格なので、どちらか不得意な科目があっても、もう片方で補えれば問題ないので安心してくださいね。

試験範囲と形式

試験はリスニングとリーディングのみで、記述問題はありません。マークシート方式で、以下のような内容が出題されます。

  • リスニング(30問/40分):会話やナレーションを聞き、内容を理解する問題
  • リーディング(40問/60分):語彙や文法問題、短文・長文読解問題

合格に必要な勉強期間と時間

TOPIKⅠ 2級(合格基準140点)を突破するには、どれくらいの期間と勉強時間が必要なのかを知っておくことが大切です。初心者と、すでにハングルを読める人とでは目安が異なります。

初心者なら、語彙や文法の基礎を身につけるため3〜6か月程度が目安です。
一方、ハングルの読み書きができる方や少し学習経験がある方は、1〜3か月程度で合格ラインに到達できる可能性があります。

1日の勉強時間の目安

短時間でも毎日韓国語に触れることが合格への近道です。間隔が空くと覚えたことを忘れやすいため、平日と休日で時間をうまく分けて計画を立てましょう。

  • 平日:通勤・通学のスキマ時間+夜の30分程度
  • 休日:1時間〜1時間半の集中学習

筆者の場合|学習ペース

わたし自身は、TOPOKを受験することを考える数年前から、ハングルの読み書きがある程度はできる程度に勉強をしていました。なので、土台は固まった状態からスタートし、平日はスキマ時間10分+休日1時間(毎日ではない)ほどの勉強で約2か月で合格圏に到達しました。

基礎がある人は比較的早く進められますが、ゼロから始める場合でも毎日触れる習慣を作れば半年以内で十分合格可能です。

効率よく合格する勉強法

TOPIKⅠ 2級合格のためには、語彙・文法・リスニング・読解をバランス良く伸ばすことが大切です。ここでは、私が実際に行った方法と、初心者でも取り入れやすい勉強法を紹介します。

語彙と文法の基礎を固める

まず最初に取り組むべきは、基礎単語と文法の習得です。TOPIKⅠでは約1,500〜2,000語の語彙が必要とされるため、日常会話でよく使う単語から覚えていくのが効率的です。

また、単語だけでなく、基本の文法を覚えることも重要ですので、何でも良いのでご自身が読みやすい・使いやすいと感じる参考書つき問題集を使って、まずは一冊解き終えることを目標にしてみましょう。

  • 参考書の単語リストを活用し、毎日10〜20語をコツコツ覚える
  • 文法は、過去形・未来形・否定・疑問文といった基本表現から順に理解する

筆者の場合|学習方法

わたしはK-POPアイドルが好きなこともあり、単語については、アイドルたちが普段話している会話に出てくる言葉を覚えたり、韓国語学習アプリを何度か繰り返すうちに自然と覚えることができました。
そのため、単語帳を端から端まで何周もするという(学生のときによくやるような英単語帳を眺めるような)詰め込み学習はやってこなかったのですが、それでも試験2ヶ月前には単語帳を購入し、知っている単語は飛ばして、覚えていない単語だけ、スラスラと答えられるようになるまで繰り返し見直しました。

単語と文法を同時に学ぶことで、実際の読解やリスニングにも活かしやすくなります。

過去問と模試で実戦力をつける

ある程度単語と文法を覚えたら、過去問や模試を使って練習します。試験の形式に慣れることで、本番でも時間配分や出題傾向に対応できるようになります。

  • リスニングは音声を繰り返し聞き、スクリプトを確認しながら理解度を高める
  • リーディングはまず短文問題から解き、慣れてきたら長文に挑戦する

アプリでスキマ時間を活用する

私は参考書中心に勉強しましたが、スキマ時間は語学アプリ「Duolingo(デュオリンゴ)」を使って単語やフレーズを復習しました。
短時間で気軽に取り組めるため、通勤・通学時間や待ち時間におすすめです。間違えた問題は解けるまで繰り返し出題しれくれたり、苦手な単語を記憶してくれて、いろんな文章で使って意味を覚えさせてくれたりと、定着させるのにはピッタリな教材でした。(毎日通知をしてくれるリマインド機能があるので、毎日忘れることなく継続して学習するという習慣がつきました。)

バランス学習がポイント

140点の合格ラインを目指すには、リスニング・リーディングともに70点前後を安定して取れる実力が必要です。苦手科目だけに偏らず、どちらも毎日少しずつ取り入れるのが合格への近道です。

おすすめ教材・アプリ

TOPIKⅠ 2級の合格を目指すには、①基礎をしっかり固める参考書、②試験形式に慣れるための過去問、そして③スキマ時間で使えるアプリを組み合わせるのが効率的です。私自身もこの3つをバランスよく使うことで、短期間で合格圏に到達できました。

基礎固めにおすすめの参考書

まず、基礎の単語や文法を理解するためには、初心者向けにまとめられた1冊を選ぶのがおすすめです。
そこでおすすめするのが「できる韓国語初級(1)新装版」
こちらは、単語・文法・練習問題が一冊にまとまっており、初めてTOPIKを受ける人でも安心して使えます。会話重視の構成で、文法を自然な流れで学べるため、旅行や日常会話にも応用できます。韓国語教室でもよく使われている定番教材です。

  • 会話中心の構成
    文法や単語を会話の中で自然に学べるため、暗記だけにならず理解が定着しやすいです。
  • 初学者にもわかりやすい進行
    ハングルの読み書きから始まり、自己紹介や買い物など実用的な表現を順序立てて学べます。
  • 練習問題が豊富
    章ごとに練習問題があるため、理解度を確認しながら進められます。
  • TOPIKⅠ範囲をしっかりカバー
    この一冊で、語彙・文法・表現の基礎を網羅できます。

教材を選ぶときのポイント

教材はあれこれ手を出すよりも、基礎1冊+過去問1冊+アプリに絞ると効率的です。
まずは基礎を固め、その後すぐに過去問でアウトプット練習を始める流れがおすすめです。アプリはあくまで補助的に使い、メインは参考書と過去問で進めると安定して得点力が伸びます。

↓↓↓記事の最後に他にもおすすめ教材を紹介しています◎↓↓↓

実践力をつけるための過去問・模試

基礎がある程度固まったら、過去問や模試を使って実践力を身につける段階に進みます。
「韓国語能力試験 TOPIK I 過去問題集」は、実際の試験形式に沿って作られており、時間配分や問題傾向に慣れるのに最適です。解説も付いているので、間違えた問題をその場で復習できます。
さらに、TOPIK公式サイトでは過去問PDFを無料でダウンロードできるため、コストを抑えて練習したい方にもおすすめです。

スキマ時間を活用できるアプリ

まとまった時間が取れない人でも、アプリを使えば移動時間や待ち時間を有効活用できます
わたしの場合、先程もご紹介したDuolingo(デュオリンゴ)で毎日5〜10分、単語やフレーズをゲーム感覚で復習しました。無料で始めやすいのもポイントです。

勉強スケジュール(3か月・6か月ver.)

TOPIKⅠ 2級を効率よく合格するには、どの時期に何を重点的にやるかを決めておくと迷いなく進められます。ここでは、短期集中で合格を目指す「3か月プラン」と、余裕を持って進める「6か月プラン」の2パターンを紹介します。

3か月プラン(短期集中)

韓国語の基礎が少しある人、または毎日1時間以上勉強できる人向けのスケジュールです。

  • 1か月目:基礎固め
    • ハングルの復習、基礎単語と文法を集中的に学ぶ
    • 「できる韓国語 初級Ⅰ」や単語帳で語彙力を底上げ
    • 例文音声を繰り返し聞いて発音にも慣れる
  • 2か月目:実践練習開始
    • 過去問を使い、リスニング・リーディングを本番形式で練習
    • 苦手な分野(語彙・文法)を見直しながらアウトプットを増やす
    • 週に1回は模試形式で時間を計って解く
  • 3か月目:総仕上げ
    • 過去問の解き直し+復習に集中
    • 間違えた問題だけをまとめた「弱点ノート」を作り、徹底克服
    • リスニングは毎日少しでも韓国語音声に触れ続ける

6か月プラン(基礎からじっくり)

韓国語初心者や、学習時間が週5〜6時間程度しか取れない人に向いています。

  • 1〜2か月目:ハングル習得と基礎文法
    • ハングル読み書きをマスター
    • 「できる韓国語 初級Ⅰ」で文法・語彙をゆっくり身につける
    • 簡単なフレーズで自己紹介や買い物会話ができるレベルを目指す
  • 3〜4か月目:応用力アップ
    • 文法Ⅱや中級単語に少し踏み込み、短文作成や簡単な日記を書く
    • リスニング練習を始め、短い会話の聞き取りを強化
    • この時期に単語帳やアプリを併用して語彙量を増やす
  • 5〜6か月目:過去問演習と試験対策
    • 過去問・模試を使って時間配分に慣れる
    • 苦手分野を重点的に復習
    • 本番形式で2〜3回模試を行い、自信をつけて試験に臨む

ポイント

定期的に模試形式で練習し、本番に近い環境で解く経験を積むこと!
3か月プランでも6か月プランでも、毎日韓国語に触れる習慣を作ることが重要です。単語・文法は参考書、実践は過去問、復習はアプリという役割分担が効果的。

まとめ:TOPIKⅠ 2級は140点を目指せば合格できる

TOPIKⅠ 2級は、200点満点中140点以上という合格ラインになり、以前より少しハードルが上がりました。しかし、試験の出題範囲は変わらず、語彙と文法をしっかり固め、リスニングとリーディングをバランスよく練習すれば、誰でも十分に狙えるレベルです。

勉強を始めると、単語や文法の暗記に苦戦することもあるかもしれません。けれども、参考書と過去問、そしてスキマ時間のアプリを組み合わせてコツコツ続ければ、3〜6か月で合格ラインに届く人が多いのも事実です。

  • 毎日韓国語に触れる習慣を作る
  • 基礎→過去問→模試の流れで段階的に力をつける
  • 苦手分野を放置せず、復習を繰り返す

この3つを意識するだけでも、合格にぐっと近づきます。

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